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​小田原旧片浦支所利活用プロジェクト

Client

Area

Year

小田原市

​株式会社文祥堂

​小田原市(神奈川県)

​2022

昭和28年に建設され、小田原市への合併後平成31年に役目を終えて空き家となっていた旧片浦支所をワーケションを中心とした 施設へリノベーション。
小田原市、株式会社文祥堂、当社で三者協定を結び、空間におけるデザイン・設計までのクリエイティブでディレクションから、コンテンツ・企画まで、総合的にプロデュースしました。

記憶を紡ぎ、これからも愛され続ける場所へ

海の見える駅として鉄道ファンを始め多くの人に愛される根府川駅から徒歩2分程の高台にあり、水平線を一望できる絶景施設。

合併を経て支所としての役割も終え、空き家となっており、耐震補強問題からも解体寸前だった施設ですが、住民からの声で何とか残して欲しいということで、最後に民間活用事業者の公募が始まり、当社も参加し、5事業者の中から採択され、プロジェクトスタートに至りました。
ワーケーション施設として、地元の人と都市部との接点も生み、地元の方々と繋がることで引続き愛される場を目指しました。

意匠面では、「筋交い装飾という見せる補強」で構造強度を高める耐震補強を地元宮大工さんとも行うなど、伝統との融合も意識したデザイン・設計を行っているのも特徴的です。

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水平線へと誘う空間構成

地域に愛され続けてきたからこそ、その想いが届き、私たちともご縁で繋がり残すことが出来た施設。これからも地域愛を武器に地域と共創してワーケーションプログラムを提供できる施設を目指していけるように空間づくりも行いました。
「水平線へと誘う眺望と風の流れ」「地域と繋がる匠の技術と素材」「時間を忘れるRelaxing with」3つのキーワードで、地元に愛されたこの場所の空気感と繋ぐというコンセプトを体現できる空間ディレクションを行なっています。

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リノベーション前の建物になります。長年愛されてきた建物は壊さずにコンセプトに合わせたリノベーションを実施しています。

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